SNSの普及により、良いニュースや悪いニュースが瞬時に拡散される時代です。
品質問題、特に異物混入などのネガティブニュースは、企業にとって高品質な製品づくりの重要性を強調しています。
そんな製品づくりの現場では、さまざまなアイテムが必要です。
特にボックスは、一時保管、工程間の移動、工場間の移動、出荷発送などに欠かせないものです。
高品質な製品づくりを目指す企業様からは、ボックスについて、下記のようなお悩みをよく聞きます。
- 生産現場で使用するボックスを衛生的に保ちたい
- 部品や製品にホコリや異物が付着・混入しないようにしたい
- 水に強い材質のボックスが欲しい
- 環境に配慮し、長期間使用できるボックスが望ましい
今回は、以上のような悩みや要望に応える、ドゥ・セラーボックスについてご紹介いたします。
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ドゥ・セラーボックスの4つの特長
ドゥ・セラーボックスとは、低発泡のPPを使用した衛生的なボックスです。
PP低発泡シートは段ボールやプラダンのような穴がないため、衛生的で、シート表面に特殊な帯電防止層があり、ホコリがつきにくく、厳しい衛生基準を要する食品や医薬関係での使用におススメです。
高強度で軽量
ドゥ・セラーボックスは、低発泡PP(ポリプロピレン)シート製で、剛性と耐衝撃性が優れています。
軽量で、高齢者や女性でも取り扱いやすいです。A式タイプ(みかん箱)の500×500×500H(外寸)サイズは、約2.0~2.8kg/個の軽量仕上げです。
環境にやさしい
ドゥ・セラーボックスは、PP素材でリサイクルが容易です。
従来は鉄リベットを使用していたボックス製品も、現在では単一素材で仕上げる技術が一般的に普及しています。鉄リベット使用時のサビや処理困難な問題が解消され、リサイクルが容易になります。
SDGsへの取り組みを実施中、検討中のお客様の企業価値向上への貢献に向けて、 今後はバイオマス認定タイプの素材・商品も上市予定です。
衛生的に保ちやすい
ドゥ・セラーボックスは、水気が浸透しないPP製で、水洗いが簡単にできます。鉄リベットを使わず、サビの心配がありません。
同じPP製のプラダンボックスは、水に強いものの、洗浄時にストロー穴に水が侵入し、乾燥が難しくカビの発生原因となるデメリットがあります。工業用部品など洗浄が不要な場面では、プラダンボックスが優れていますが、洗浄が必要な場面ではドゥ・セラーボックスがおすすめです。アルコールや次亜塩素酸ナトリウムにも影響を受けにくく、食品や医薬品業界でも採用が増えています。
帯電防止機能でホコリを寄せ付けにくい
表裏両面に帯電防止処理が施されており、静電気によるホコリやチリの付着が防止されます。帯電防止機能は、複数回の洗浄後も劣化しません。洗浄後も清潔な状態で使用でき、管理が容易です。
ドゥ・セラーボックスの3つの種類
A式タイプ
汎用性の高いタイプで、組立や折りたたみが容易です。シンプルな構造で、比較的安価に生産できるのが特徴です。
底ワンタッチタイプ
底の組立にテープやマジックテープが不要な仕様です。慣れるまで取扱いに難しさがありますが、慣れれば組立や折りたたみがスピーディにできます。
C式タイプ
お弁当箱に使用されることが多い形状です。本体と蓋が別で、本体側にフレーム・コーナーを取り付けて、段積み時の安定性が得られます。耐久性が高く、重量物にも対応できるため、業界・用途を問わず様々な場面で使用が可能です。
ドゥ・セラーボックスの導入事例
まとめ
包装・梱包ライン自動化.comを運営するフカサワは、専門商社としてドゥ・セラーボックスなど様々な製品を提供できます。何かご質問や懸念があれば、ドゥ・セラーボックスに関するお問い合わせも含め、株式会社フカサワまでお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。ドゥ・セラーボックスは、耐久性、衛生面、環境への優しさ、帯電防止機能など、多くのメリットがある製品です。これらの特徴を考慮して、ご検討いただければと思います。