電気料金の高騰や新電力会社の破綻、エネルギー管理指定工場の電力削減対策など、
工場における電力削減は、その工場のみの問題ではなく、
持続可能な産業社会の課題として、年々重要になってきました。
そんな状況では、電力の使用状況を「見える化」から始めることが有効です。
そうすることで、何に電力負荷がかかっているのかがわかり、
電力削減計画に役立てることができます。
使用電力の可視化でよくあるお悩み
電力の見える化は多くの企業、工場で取り組みのニーズが多くあります。
しかし、下記のような課題から、なかなか取り組みが進まないケースが見られます。
・遠距離で配線工事ができなかったり、費用が高額。。
・測定点が多く、電力量計の点検業務に時間がかかる。。
・月1回の点検では、十分なデータがたまらない
・生産ラインや原単位での把握できるように、電力測定点を増やしたい。。
そんなお悩みを解決するのが、ハカルプラス株式会社のLoRa無線機です。
LoRa無線機は、設備に後付けで、
使用電力データの収集、見える化、無線化ができます。
LoRa無線機の4つのメリット
無線システムのため、配線工事が不要
LoRa無線機は無線システムであるため、配線工事の必要がありません。
そのため、遠距離で配線工事ができなかったり、費用が高額になってしまう現場でも、
電力監視を低コストで実現することができます。
現場に行かず、リアルタイムにデータを収集
LoRa無線機は、無線でデータを収集するため、
敷地が広かったり、人手が不足している場合でも、リアルタイムにデータを収集します。
また、定点での加速ではなく、常にデータを収集しているため、
削減計画に役立てることのできるデータを蓄積することも可能です。
計測ポイント1点からスモールスタート可能で、簡単に追加も
LoRa無線機は、センサ機器や、キュービクルやPLCなどの各種制御盤などに後付けが可能です。
そのため、測定点を一点から始められ、追加も簡単にできます。
スモールスタート可能で、運用体制に合わせた、機器導入が可能です。
ローカルシステムで月額使用料0円
LoRa無線機は、ローカルシステムで完結します。
そのため、クラウドシステムでは必要になってしまう月額使用料が0円です。
導入に必要となる費用は機器代だけであり、ランニングコストの削減に繋がります。
最適な計測タイプで、目的の達成をサポート
LoRa無線機がカバーする用途は一つではありません。
LoRa無線機は、
・検針業務の効率化、省人化
・省エネ対策
など異なる目的に対して効果を発揮します。
LoRa無線機導入事例
実際に、LoRa無線機を導入して、省エネに繋がった事例と、検針業務の効率化に繋がった事例を
ご紹介いたします。
導入事例１：造船会社の使用電力量把握
お客様の要望・課題
- 週1回、3人で2～3時間かけて約100箇所の電力量の点検業務をしていた。
- 設備ごとの電力を細かく把握し、省エネにつなげたい。
- 距離が800ｍあるため有線配線はできず、他社製の無線機は通信が届かなかった。
導入効果
- 日々の電力量の点検にかける時間がゼロになった
- リアルタイムに現場ごとの電力量が見えるようになり省エネに繋がった
- 800mの距離でも中継器・配線工事無しで、低コストでシステム構築できた ←他社より８０％コストダウン
導入事例２：加工メーカーの電力検針業務の効率化
お客様の要望・課題
- 毎日1回の機械室・受電設備の電力検針業務のため休日出勤をすることもあった
- 計測箇所が約100点あるため、手書き→Excelへの作業の負荷が大きかった
導入効果
- 現場に行くことなくデータ収集が可能になり、電力検針のために休日出勤の必要がなくなった
- パソコンで専用の帳票を簡単に出力できるようになったため、転記・帳票作成作業が不要になり、
作業効率がグンと上がった
ご紹介した事例では、
事例①において：フロアマップ形式でリアルタイムの電力量をモニタリングできるi-Clip Viewer、
事例②において：カスタマイズされた帳票を作成できるソフト
のオプションも導入しており、導入効果をより高めています。
スモールスタートできるLoRa無線機ですが、
使用環境や、目的に併せ、オプション含め機能を付加していくことも可能です。
まとめ
今回は、使用電力の見える化のためのLoRa無線機をご紹介しました。
LoRa無線機は、配線工事の必要なく、後付け可能なので、
始めやすい電力監視システムです。
株式会社フカサワでは、豊富な導入実績の元、
お客様の課題にあわせて、最適なご提案を致します。
まずは気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました！
