「木材を使っているけど、ささくれがあってケガが気になる…」
「使い捨ての資材を毎回準備するのが面倒だ…」
「木材や樹脂板だと重量が気になり、女性に仕事を頼みにくい…」
現場でこの様な悩みを持った方も多いのではないでしょうか?
今回は、軽量化・ケガ防止・再利用可能なパレット搬送で役立つ、樹脂製段ボール製の天板をご紹介いたします。
- 天板を現在検討中であるが、なにを使用すれば良いか分からない
- 天板を使用中であるがしっくりこない
- 天板使用時に何らかのトラブルを経験したことがある
そんなあなたにはきっと役にたつ情報を提供できるかと思いますので、ぜひ最後までご覧くだいませ!
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パレット輸送で天板を使う必要性とは?
そもそもパレット輸送で天板を使用する必要性はなんでしょうか?
その答えは色々あるかと思います。
- ストレッチフィルムの高騰で別の出荷方法を検討したい
- 資材の使用量を減らして、会社としてエコ活動に貢献したい
- 製品を傷やホコリから守り、品質の向上に努めたい
近年は資材の高騰や需要の急拡大等が影響し、資材を安定的に確保することが困難になる場面もでてきております。
ストレッチフィルムの価格が高騰するだけではなく、今後もしかしたら供給が滞る可能性も…?
こんな時、樹脂製の天板を使用する出荷形態を導入していれば、リスク管理にも役立ちます。
(リターナブルで使用可能なため、基本的には緊急で必要になる事がありません。)
実際に樹脂製の天板を検討するにあたり、プラダンを使用されている企業様が数多くあります。
プラダンが天板として選ばれるのにはどんな理由があるのでしょうか?
パレット搬送にプラダンの天板が選ばれる3つの理由
パレット搬送にプラダンを採用している企業様はどんな理由で選ばれているのでしょうか。
実際にプラダンが選ばれる3つの理由を紹介いたします。
軽量化
プラダンの他に天板として使用される材質として、下記の製品がございます。
- ベニヤ板などの木材
- 硬質塩ビなどの樹脂板
ベニヤ板や硬質塩ビなどの樹脂板は丈夫ですが、重量が大きいことがネックです。
プラダン製の天板とそれぞれ重量比較をしてみましょう。
天板のサイズは全て15×1100×1100とします。
- プラダン15mm ⇒ 約7kg程
- ベニヤ板15mm ⇒ 約10kg程
- 硬質塩ビ15mm ⇒ 約25kg程
いずれも使用するグレードで多少の前後はございますが、プラダンが一番軽量なのは分かっていただけたでしょうか。
7kg程であれば、女性が作業するのも不可能ではありませんよね?
ケガ防止
パレット搬送用の天板に硬質塩ビや木材を使用する場合、以下の危険性があります。
- 重量が大きく足元に落下させてしまう(主に硬質塩ビなどの樹脂板)
- 使用経過でささくれが発生し、手などに刺さる(主に木材)
プラダンは軽量のため、取り回ししやすく落下させる可能性が低い上に、落下時のケガの発生を抑えることができます。
また、ささくれも意外と発生しないため、木材と比較して安全に取り扱う事が可能です。
※より安全に作業していただくためには、手袋は着用するようにしましょう!
再利用可能
SDGsの取組みが注目される中、限られた資源をいかに有効的に活用していくかも、今後大きな注目となります。
紙製のストローの普及など、脱プラスチックの動きも今後きになります。
日々出荷業務に携わる方にとっても、プラスチックの使用を減らすことは今後大きな命題となることでしょう。
現在、ストレッチフィルムを用いた梱包形態であれば、天板+PPバンドに切り替えることで、プラスチック資源の使用量は大きく抑えられるはずです。
当社が取り扱うプラダン製天板
テンバーン(川上産業株式会社)
テンバーンは、プラダン製のパレット用天板です。
パレットに積んだ製品の上に載せることで、製品を傷つけずにしっかりとバンドで固定できます。
また、パレットの上に敷くと、パレットの跡がつくことも防ぐことができます。
テンバーンは、表面が滑りにくい仕様になっており、多少の傾きではズリ落ち、スベリを防ぐことが可能です。
加えて、軽くて、平面圧縮にも曲げにも強い、4層中空ハニカム構造板となっており、強度が高いです。
■テンバーンの標準対応規格
まとめ
今回は、パレット搬送で使用される天板に関して紹介させていただきました。
樹脂製段ボールを用いた天板の導入実績は弊社でも多くありますので、
お客様に合った天板をご提案いたします。
数量は数個からでも対応可能ですので、
まずは気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧いただきありがとうございました!